
無計画に作って後悔する“収納の落とし穴”。失敗例を解説。
― 不動産と建築のプロが見たリアルな失敗例 ―
新築を建てた人の後悔ランキングで、毎年必ず上位に入るのが 「収納」。
実際、ある調査では 新築の68%が“収納不足”を感じている
というデータもあります 。収納は“量”ではなく“使い方”が重要。
ここでは、プロが現場でよく見る「やりがちな失敗」をわかりやすく紹介します。
❌1. 収納を“とりあえず多く作る”という大失敗
「収納は多ければ安心…」と思いがちですが、実は 無駄な収納ほど使われない のが現実。
〈代表的な失敗例〉
■奥行きが深すぎて奥の物が永遠に眠る
■高すぎて手が届かない棚
■廊下に作った収納が狭すぎて掃除機が入らない
■収納を増やした結果、LDKが狭くなった
■屋根裏・ロフト収納は出し入れが大変
実際に「収納を増やしたのに片付かない」という声が多く、 “用途を決めずに作った収納は物置になるだけ” と専門家も指摘しています 。
なので「実際に使う状況」を想像することも大切なんですね。
❌ 2. 収納の“位置”を考えていない
収納は量より 場所 が重要。
〈よくある後悔〉
■玄関に靴が溢れる(1畳のシューズクロークでは足りないことも)
■リビングに書類・カバンの置き場がなく散らかる
■洗面所にタオルや洗剤の収納がなく不便
■2階のWICが遠くて、結局1階に服が溜まる
特に玄関収納は、家族4人で靴が大量になるケースもあり、 「ネット画像の収納量を鵜呑みにしてちょっと後悔」という声が多いです 。
収納は「家族構成・職業・趣味・学校生活」など考慮して
作成するだけでガラリと変わりますよ♪
❌ 3. 奥行きの深い収納は“使いにくいだけ”
建築士が口を揃えて言うのが、「奥行きの深い収納は後悔の元」。
■奥の物が見えない
■手前の物しか使わなくなる
■収納ケースを重ねて“開かずの間”になる
専門家は 奥行き30〜60cmがベスト と推奨しています 。
実家にある「押入れ・物入」は結構奥が深いので
収納品を取り出せしづらかった過去を思い出しますね。
❌ 4. “見せる収納”は維持が難しい
SNSで人気の「見せる収納」。しかし実際は…
■生活感が丸見え
■綺麗に保つのが大変
■ホコリが溜まりやすい
「隠す収納にすればよかった」と後悔しているご家族もいらっしゃいます 。
ただし「見せる収納」はお洒落な空間も実際作れちゃいます♪
「自分が可能な掃除範囲」をイメージして作成するのはすごく良いと思います。
❌ 5. ファミリークローゼット(FCL)だけでは足りないことも
最近人気のFCLですが、 “FCLだけで家中の収納をまかなうのは無理” という声もあります。
■リビングに物が集まりやすい
■子どもが自分で片付けに行かない
■動線が長くなる
実際に「FCLを作ったのにリビングが散らかる」という
声も少しずつ報告されています 。
それでも大活躍のFCL。上記内容があれど、
やはり便利な収納スペースには変わらないですね♪
❌ 6. ロフト・屋根裏収納は“使いにくい”
ロフトや屋根裏収納は人気ですが、実際は 暑い・狭い・出し入れが面倒
で使わなくなるケースが多いです。「結局ほとんど使っていない」と
いう声が非常に多いのが特徴です 。
こちらは最近よく耳にします。将来、高齢になるとさらに出し入れが難しく…
✔ プロが教える「後悔しない収納計画」のコツ♪
玄関 → リビング → 洗面 → 寝室 この動線に沿って必要な収納を配置する。
② 何を入れるか“具体的に決めてから”収納を作る
「掃除機・子どもの学校用品・カバン・書類・洗剤・タオル」
など、用途を決めるだけで失敗が激減。
③ モデルハウスの収納量は参考程度に
家族の人数によって収納は増減します!
実際の生活量を基準にすることが大切なのです。
④ 収納、時には“分散”させる
大きな収納1つより、小さな収納を必要な場所に複数配置する方が使いやすいケースも。
✨ まとめ
新築の収納で後悔する人の多くは、 「量だけで考えてしまった」 という共通点があります。
収納は「位置・動線・奥行き・利用する人・生活スタイル」
をセットで考えることで、後悔のない家づくりができます。